ビデオレター

今日は入院している義父に送るビデオレターを撮った。
もちろん主演は息子。
このコロナ禍で面会は出来ないしオンラインで面会しようにも平日の日中は息子が学校なので無理。
先日義母が病院まで出向いてオンライン面会をした時に、「孫に会いたい」と切望していたらしい。
(義母はスマホ持ってないので病院のタブレットで面会したとか)
義母にもろくに会えずずっと一人で入院している義父は、かなり寂しいんだと思う。
義母と話しながら泣いていたそうだ。

そこで、ソーシャルワーカーの人が「面会が無理ならビデオレターを送ってもらえると有り難い」とお願いしてきたので、じゃあ一肌脱ぎましょう(息子が)と頑張ったわけだ。
よくよく考えてみたら昨日から月曜日まで息子は家にいるわけで、平日なんだからオンライン面会出来るよね(^_^;
それに、あと何週間か待てば春休みで日中も家にいるよ(笑)
でも、恐らく長期の入院で弱り果てた義父を前にして喋るよりは、一方的なビデオレターの方が気が楽っていうかね…
そんな姿を見たら私の方が泣いてしまいそうだし。
やっぱビデオの方がいい。

というわけで、息子と作戦会議…もとい、何を言うか、セリフの確認。
まずは挨拶から。
ずっと入院している患者さんに向かって「元気？」って呼びかける訳にもいかないし、さぁ、どうする？！
って事で「調子はどうですか？」に言い換える事に。
それから、平日は部活で帰りが遅いからビデオレターにしました、という理由も言う事にした。

撮影場所は息子の部屋。
今度高校3年生になるよって話から、絵を描くためにパソコンを買って貰ったと言いながら、今度はお絵かきしている様子を軽く映す。
そしてまたカメラ目線になって「進学に向けて頑張るから、じいちゃんも頑張ってね」と。
入院患者に向かって「頑張って」って言っていいか迷ったけど、孫が言うんだから大丈夫でしょう(笑)
最後に「コロナが落ち着いたら会いに行くから元気で待っててね」で締めた。

やっぱね、コロナが落ち着いたら孫が会いに来てくれるって事を励みに、入院生活を頑張って送って貰わないとならないからね。
これが俗に言う「孫パワー」でございます(笑)
多分、このビデオレターを見たら義父は元気になると思う！(笑)

ただね～、息子が早口で。
撮影を始めてすぐに「わっ早口！」って思ったんだけど、そのまま撮影を続行してしまった。
言い直させれば良かったかなぁ～
(って話を夫にしたら「顔だけ見えればOK」だって(^_^;)

で、撮ったらすぐにでも病院に(LINEで)送りたい気持ちではあったんだけど、一応、平日の日中は息子は留守って言ってある手前、午前中に撮った動画を昼過ぎに送るのもなーって思ったので、明日送る事にした。
じゃあ明日撮ればいいじゃん？って思うだろうけど、今日はとても天気が良くて息子の部屋にも日が差していたから、撮影にはもってこいだったのね。
明日は天気が悪くなるみたいだから、だったら今日の方がいいなと。

でもよくよく考えてみたら、ソーシャルワーカーの人は土日休みみたいだから、明日送っても義父が動画を見るのは月曜日になっちゃうわね。
まぁいっか。

息子が話す内容について、カンペ代わりにメモに書いて、撮影する私の斜め後ろにある本棚に貼っておいたんだけど、息子が時々そのカンペの方をちらっちらっと見るので、若干挙動不審に見えるかもしれない(^_^;
最初はビデオ撮るって言われて億劫そうにしていた息子も、一緒に内容やセリフを考えて、パソコンでお絵かきのシーンもそれなりに見えるように協力してくれたので良かったわ。
ああ、早く義父に見せてあげたい。
まぁ義父としてはオンラインとは言え直接話がしたいだろうけど…しょうがないって事で。

とりあえず、私としてはミッションほぼ完了でホッとしてる。
あとは明日送信するのみ！

◇

それ以外は…
あ、そうそう。
今日は初めてミールキットを使っておかずを作ったよ。
生協の宅配カタログに載ってたので試しに注文してみたのが今日届いたのだ。

献立は「鶏肉のカシューナッツ炒め」
鶏肉と玉ねぎとピーマン、パプリカとカシューナッツ、そして中華ダレがセットになったもの。
食材は全てカット済み。
家で用意する食材は油のみ！！という手軽さ。
包丁もまな板も使わない、調理器具はフライパンを洗うだけという、後始末も楽なセット。
2人前っていうのも我が家には丁度良い。

で、作ってみた感想は。
うん、美味しかった。甘めだけど若干ピリ辛。
手軽だったし、これはいいね。
一応自分で調理はするわけで、そういう面でも自分自身は手抜き出来てるのに「作ったぞ」って感じがする。
味も間違いがないっていうか。

前にネットでググったレシピを見ながら「鶏肉のハニーマスタードソース」を作った事があるんだけど、使ったマスタードの辛さが弱いっていうか今いちで、味がボケボケだったんだよね。
「あー、そっちのマスタードじゃなくてこっちが良いんだよね」みたいな事がミールキットでは起きないわけで。
最初から味の正解に辿り着けるのは、初めて作ってみる料理の時には有り難い。

というわけで、今後もミールキットにはお世話になるかも。
メニューによるけど。