【入院の記録】11月11日・手術日当日
2019年11月11日 日常の出来事 コメント (2)手術の予定は朝9時。
夫には30分前には病院に着くようにお願いしていた。
(実際はもうちょっと早く着いていた気がする)
食事は前日の22時以降絶食で、水分はこの日の朝6時まで許可されていた。
昨日やってきたアレね、やっぱり「ああ、今日って2日目なのね」って状態になり。
こんな状態なのに手術台に横になるのか~とか思ったら色々としんどい。
更に浣腸せにゃならんし。看護師さん、ごめんなさいって気持ちよ。
というわけで、6時ちょい前に点滴開始。
6時10分頃、浣腸。これが辛かったーーーーー(笑)
入れられた瞬間から「出したいです」って言ったもん(爆)
まぁ出しちゃった後はスッキリだったんだけども(笑)
9時になり、行きは歩いて手術室へ向かった。まぁ元気だしね。
夫は手術室にほど近い家族控え室を案内されたけど、手術時間が3時間とそこそこ長いので、ナースステーションに一声掛ければお出掛けも自由と言われていた。
(その代わり、呼び出したらすぐ駆けつけられるように携帯電話は忘れずに持つように言われていた)
手術室に入る前の前室って言うのかねぇ?そこで自分の名前と、何の手術を受けるのかを口頭で言って本人確認をしたんだけど、その時に指輪他金属の確認をされたので「指輪は切りました」って言ったら、周りにいたスタッフさんがどよめいた(笑)
で、手術台に乗り、「眼鏡はいつ外すんでしょう?」って訊いたら「あ、じゃあ今預かります…(でもどうやって外しましょうかオロオロ)」って感じだったので、片手でシャッと外したら「おおおおーまさか片手とは」みたいな反応をされた(笑)
(※眼鏡は両手で外しましょう。よい子のみんなは真似しないでね!)
最初に背中に麻酔を打つので、左を向いて丸くなり、1本打ってはトントントンと叩く?もしくは何かを刺す?ような確認をされて「いてっ!」ってなったら「じゃあ1本足しましょう」ってどんどん足していって、最終的に何をどうしても痛くない状態になるまで続けられた。
それをやってる最中に、手術担当の看護師さんが話し相手をしてくれたんだけど、なんかこの看護師さんがすっごく優しかったせいか、何となく急に母のことを思い出してしまって(※母は生きています)、「娘が今こんな状態で麻酔打たれてるなんて、母が知ったらきっと不憫に思って泣くんだろうな」とか思ったら急に涙が溢れてきて止まらなくなって、急に泣いたら看護師さんが困ると思ったんで必死に「母を思い出して…あ、まだ生きてますけどね」って弁解しつつ、気持ちが落ち着くまでちょいと時間がかかってしまった。
落ち着いたところで仰向けになって、今度は吸引型の麻酔を吸う態勢に。
私の場合は切るのはお腹だけだけど全身麻酔なのよね。
なので、この麻酔を吸ったら完全に「落ちる」らしい。
って聞いてたので、よし、ギリギリまで目を開けて頑張るぞ!って思いながらスーハーしてたんだけど、やっぱ麻酔には勝てなかった(笑)
気付いたら手術が終わって口の中に入れられていたはずの管も取り除かれてたわ(^_^;
でも、後で麻酔の時にそばにいてくれた看護師さんが様子を見に来てくれた時に、どうやら私、「こんなギリギリまで喋る人いるんだ…」って思ったくらいには、落ちる寸前まで何か喋ってたらしい(笑)
私自身は記憶にないんだけどねー。あはは。
手術室から出たのは14時頃。
手術は3時間と聞いていたんだけど、「意識が戻ってから病室に戻ります」って言われていたので、手術が3時間+覚醒に2時間なのか、手術が伸びて4時間かかって覚醒に1時間だったのかまでは分からない。
後で夫に「長かった」と言われた(^_^;
はい、すんませんね…
そうそう、取り除いた筋腫の大きさなんだけどね。
な、な、な、…なんと!!
2.2kgだったらしいよ!
何それ!私自身が生まれた時の体重(2150g)より大きいじゃん!(爆)
先生、手術前の診察では800gくらいって言ってたのにーーー!外れたね!(笑)
余談だけど、夫は先生に「(取り除いた)筋腫見ますか?」って言われて断ったらしい。
まぁそうだよね、元々ホラーとか苦手な人だし、臓器の写真とかあまり見たいとは思わないよねー。
それはそうと。
手術の後、どうやってベッドに戻ったのか全く記憶にない。
確かに手術室で呼ばれて目が覚めて、その後ストレッチャーで運ばれたとは思うんだけど…何か気付いたら病室にいたなーって感じで。
全身麻酔の威力よねぇ。
ちなみに背中には痛み止めのチューブが入ってた。
背中のどの部分に刺さってたのかは分からないけど(多分腰の辺りかなぁ?)、痛いなと感じたらチューブの先にあるスイッチを押すと、痛み止めが注入される仕組み。
今はこんな痛み止めがあるんだ~って感心したものだ。
それよりも!!
術後の傷口の痛みより辛かったのが、ずっと手術で仰向けだったので腰が痛くて~~~!
術後の痛みは痛み止めで食い止められるけど、寝たきりの痛み(って言うのか?)は寝返りを打つ事でしか解消されないというのかねぇ。
とにかく寝返り打って耐えていた感じ。
あと辛かったのが尿管の違和感。
多分、ちゃんとフィットしてなかったのかなぁ?息子を帝王切開で産んだ時も尿管を入れたんだけど、その時には感じなかった違和感をずっと感じてて、とにかく常にトイレを我慢してるような感覚が辛かった。
別にお漏らしの心配は要らないんだけどさ、やっぱ気になっちゃうっていうのかな。
(後で少し改善されたけど)
尿管は、手術の翌日に歩く練習をしてトイレまで行く事が出来れば外す事が出来るって言われたから、とにかく「明日になれば歩けるんだし外れる!」と思ってそれだけを糧に頑張った感じ。
歩けるようになれば寝返りも楽になるし、腰の痛みも緩和されると思ったのよね。
2時間おきくらいに看護師さんが熱や血圧を測りに来て(血圧は自動的に測るやつなのでメモを取りに来てたと思う)、そのたびに目が覚めては「今何時ですか?」って確認して「明日まで○時間…」ってカウントダウンしながらウトウトしてたわ。
ちなみにこの日は絶食。
全身麻酔の後なので、まだ腸がちゃんと動いていないから何も食べられないのね。
水は飲ませて貰ったけど…「水嫌い」って言ったらお茶にしてくれた(笑)
絶食だったけどそんなにお腹が空いてる感じはなかった。
それを上回る腰の痛さよね。
とにかく長い夜だったなぁ。
夫には30分前には病院に着くようにお願いしていた。
(実際はもうちょっと早く着いていた気がする)
食事は前日の22時以降絶食で、水分はこの日の朝6時まで許可されていた。
昨日やってきたアレね、やっぱり「ああ、今日って2日目なのね」って状態になり。
こんな状態なのに手術台に横になるのか~とか思ったら色々としんどい。
更に浣腸せにゃならんし。看護師さん、ごめんなさいって気持ちよ。
というわけで、6時ちょい前に点滴開始。
6時10分頃、浣腸。これが辛かったーーーーー(笑)
入れられた瞬間から「出したいです」って言ったもん(爆)
まぁ出しちゃった後はスッキリだったんだけども(笑)
9時になり、行きは歩いて手術室へ向かった。まぁ元気だしね。
夫は手術室にほど近い家族控え室を案内されたけど、手術時間が3時間とそこそこ長いので、ナースステーションに一声掛ければお出掛けも自由と言われていた。
(その代わり、呼び出したらすぐ駆けつけられるように携帯電話は忘れずに持つように言われていた)
手術室に入る前の前室って言うのかねぇ?そこで自分の名前と、何の手術を受けるのかを口頭で言って本人確認をしたんだけど、その時に指輪他金属の確認をされたので「指輪は切りました」って言ったら、周りにいたスタッフさんがどよめいた(笑)
で、手術台に乗り、「眼鏡はいつ外すんでしょう?」って訊いたら「あ、じゃあ今預かります…(でもどうやって外しましょうかオロオロ)」って感じだったので、片手でシャッと外したら「おおおおーまさか片手とは」みたいな反応をされた(笑)
(※眼鏡は両手で外しましょう。よい子のみんなは真似しないでね!)
最初に背中に麻酔を打つので、左を向いて丸くなり、1本打ってはトントントンと叩く?もしくは何かを刺す?ような確認をされて「いてっ!」ってなったら「じゃあ1本足しましょう」ってどんどん足していって、最終的に何をどうしても痛くない状態になるまで続けられた。
それをやってる最中に、手術担当の看護師さんが話し相手をしてくれたんだけど、なんかこの看護師さんがすっごく優しかったせいか、何となく急に母のことを思い出してしまって(※母は生きています)、「娘が今こんな状態で麻酔打たれてるなんて、母が知ったらきっと不憫に思って泣くんだろうな」とか思ったら急に涙が溢れてきて止まらなくなって、急に泣いたら看護師さんが困ると思ったんで必死に「母を思い出して…あ、まだ生きてますけどね」って弁解しつつ、気持ちが落ち着くまでちょいと時間がかかってしまった。
落ち着いたところで仰向けになって、今度は吸引型の麻酔を吸う態勢に。
私の場合は切るのはお腹だけだけど全身麻酔なのよね。
なので、この麻酔を吸ったら完全に「落ちる」らしい。
って聞いてたので、よし、ギリギリまで目を開けて頑張るぞ!って思いながらスーハーしてたんだけど、やっぱ麻酔には勝てなかった(笑)
気付いたら手術が終わって口の中に入れられていたはずの管も取り除かれてたわ(^_^;
でも、後で麻酔の時にそばにいてくれた看護師さんが様子を見に来てくれた時に、どうやら私、「こんなギリギリまで喋る人いるんだ…」って思ったくらいには、落ちる寸前まで何か喋ってたらしい(笑)
私自身は記憶にないんだけどねー。あはは。
手術室から出たのは14時頃。
手術は3時間と聞いていたんだけど、「意識が戻ってから病室に戻ります」って言われていたので、手術が3時間+覚醒に2時間なのか、手術が伸びて4時間かかって覚醒に1時間だったのかまでは分からない。
後で夫に「長かった」と言われた(^_^;
はい、すんませんね…
そうそう、取り除いた筋腫の大きさなんだけどね。
な、な、な、…なんと!!
2.2kgだったらしいよ!
何それ!私自身が生まれた時の体重(2150g)より大きいじゃん!(爆)
先生、手術前の診察では800gくらいって言ってたのにーーー!外れたね!(笑)
余談だけど、夫は先生に「(取り除いた)筋腫見ますか?」って言われて断ったらしい。
まぁそうだよね、元々ホラーとか苦手な人だし、臓器の写真とかあまり見たいとは思わないよねー。
それはそうと。
手術の後、どうやってベッドに戻ったのか全く記憶にない。
確かに手術室で呼ばれて目が覚めて、その後ストレッチャーで運ばれたとは思うんだけど…何か気付いたら病室にいたなーって感じで。
全身麻酔の威力よねぇ。
ちなみに背中には痛み止めのチューブが入ってた。
背中のどの部分に刺さってたのかは分からないけど(多分腰の辺りかなぁ?)、痛いなと感じたらチューブの先にあるスイッチを押すと、痛み止めが注入される仕組み。
今はこんな痛み止めがあるんだ~って感心したものだ。
それよりも!!
術後の傷口の痛みより辛かったのが、ずっと手術で仰向けだったので腰が痛くて~~~!
術後の痛みは痛み止めで食い止められるけど、寝たきりの痛み(って言うのか?)は寝返りを打つ事でしか解消されないというのかねぇ。
とにかく寝返り打って耐えていた感じ。
あと辛かったのが尿管の違和感。
多分、ちゃんとフィットしてなかったのかなぁ?息子を帝王切開で産んだ時も尿管を入れたんだけど、その時には感じなかった違和感をずっと感じてて、とにかく常にトイレを我慢してるような感覚が辛かった。
別にお漏らしの心配は要らないんだけどさ、やっぱ気になっちゃうっていうのかな。
(後で少し改善されたけど)
尿管は、手術の翌日に歩く練習をしてトイレまで行く事が出来れば外す事が出来るって言われたから、とにかく「明日になれば歩けるんだし外れる!」と思ってそれだけを糧に頑張った感じ。
歩けるようになれば寝返りも楽になるし、腰の痛みも緩和されると思ったのよね。
2時間おきくらいに看護師さんが熱や血圧を測りに来て(血圧は自動的に測るやつなのでメモを取りに来てたと思う)、そのたびに目が覚めては「今何時ですか?」って確認して「明日まで○時間…」ってカウントダウンしながらウトウトしてたわ。
ちなみにこの日は絶食。
全身麻酔の後なので、まだ腸がちゃんと動いていないから何も食べられないのね。
水は飲ませて貰ったけど…「水嫌い」って言ったらお茶にしてくれた(笑)
絶食だったけどそんなにお腹が空いてる感じはなかった。
それを上回る腰の痛さよね。
とにかく長い夜だったなぁ。
コメント
私も全身麻酔で下顎吸収の手術を受け、恐ろしき事に上の歯も下の歯も一旦全部取り出し、顎の骨を切ってたり角度変えたりの手術を受けた事があります。6時間かかりました。が、ぎんじさんがおっしゃる様に麻酔吸ったら、次の瞬間終わっていて…^^;こんなに早く落ちるものかと驚きました。ストレッチャーで集中治療室へ運ばれる時教授が「上手くいきましたよ。どこか辛く無いですか」の問いに「溺れる〜〜」と私。全員キョトン?喉に血だまりがあって海で溺れる時と同じ感覚だったんですよ。
ぎんじさんは腰痛でしたか。そうですねじっと寝ていると痛むでしょうね。
えーーーーー!!2.2キロ。巨大なものでしたね。ホント、赤ちゃんくらいありますね。よくそこまで大きくなったのも驚きですが、痛みやらなかったんですかね?
うーん。そうでしたか。親御さんを思って涙が…。お優しい。
私など一切考えなかったですよ。それより意識があるうちに手術室の中をキョロキョロ見ていました。ええ、頭の中で「ドクターXのテーマ曲」流しながら…苦笑。
ホント無事に済んで良かったです。
昨晩ぎんじさんの夢見ました。ぎんじさんの病院までお見舞い行く夢でした。
なぜかぎんじさんは歌を歌っていました。しかもめっちゃ上手にカラオケを。
オレンジ色の服を着ていたぎんじさんは「あら、まるこさんでしょ」と。
そして良いもの見せてあげると私の手を取り病院の裏手へ。
そこには海が広がっていました。不思議な夢でした。
実際のメモには4行ほどしか記入していないのですが、当時の心境などを思い出しながら書いていったらこんな長い日記になってしまいました(^_^;
まるこさんは6時間の手術を経験されてるんですね!
背中や腰は痛くなりませんでしたか?
私は普段仰向けで寝ない事もあって、かなりしんどかったですよーー
痛いのもあるのですが、体に色々管が繋がってたので(痛み止め+ドレーンっていう体から出る液体を外に溜める袋+腕に点滴+尿管)、寝返りを打つのも気を遣いました。
溺れる感覚っていうのも考えてみたら怖いですよね。
結局それは吸引してもらえたのでしょうか?
さすが「巨大子宮筋腫」と呼ばれるだけの大きさ&重さだなといった感じですよねー
私も最初の見立てで800gって聞いただけでも「でかっ!おもっ!」って思ってたのに、いざ計ってみたら2.2kgって…いやいやいやいや、嘘でしょ?って思いました(笑)
どうやら胃から筋腫に血管が繋がってしまったようで、それですくすくと育ってしまったみたいです。
何でそんな事になったのやら…
筋腫はまるきり子宮の外側にくっついていたので、本当にただ内臓を圧迫するだけで痛みとかはまったくなかったんですよ。
子宮の内部でもなかったので不正出血とかもなかったですし、だから全然気付かないままここまで育っちゃったんですよね~
寝てお腹を触ってみて固いものに当たったら要注意ですよー
(普通は寝たら引っ込むのに引っ込まなかったらそれは筋腫かも!)
手術室の中はそんなに眺めなかったですね。
興味がなかったというよりも、眺める前に横向きに寝かされちゃって、あとは看護師さんの顔しか見てないって感じでした(笑)
その後仰向けになった時には既に目の前には吸引マスクのどアップが(笑)
周りを眺める余裕もなく、顔にマスクを装着されて以下本文参照って感じです(^_^;
実際に万に一つでも何かの手違いが起きればそこで私の一生は終わっていたわけですから、こうして思い起こしながら日記が書けるなんて、ホント、無事に終わって良かったです。
夢に私が出たのですか!
きっと来年手術を受けるまるこさんにエールを送ったのかもしれないですね!
夢って本当に不思議です。
私も入院中におかしな夢を見ました。何で見たのか未だに分からんです(苦笑)