やったー！

昨日、某番組でカツ丼を美味しく作るコツを紹介していた。
カツ丼大好きなロデムさんと、ロデムさんのために美味しいカツ丼を作らねばならぬ私が見逃すはずがない(笑)

一番のポイントは、あのトロふわな卵はどうやって作るのか？って事。
まず卵の溶き方。
カツ丼とか親子丼の卵って、多少なりとも白身の部分が残ってるから、完全に混ぜないようにはしていたんだけど、そもそも「混ぜる」って事自体が間違いだった。
なんと黄身を半分に割る程度で十分との事！！
それ以上余計な手を加えない！！
へぇ〜〜〜それは知らなかった。

あとは加熱の仕方が問題。
私が持ってる本は『卵でとじたら蓋をして弱火で半熟になるまで』って書いてる。
だからその通りにしていたんだけど、これが結構見極めが難しいと言うか。
鍋からおろしてご飯の上にかける間にも、余熱でどんどん卵は固まってしまう訳で、「こんなんでいいのか？」って迷ってるうちに半熟を通り越しちゃう時もしばしば。

でも昨日紹介されたやり方は判りやすかった。
卵でとじたら蓋をして強火で30秒！
そして火を止めご飯の上へ載せればいいのだ。
この「30秒」っていうのが、実に明快というか、自分で卵の様子を見極めなくてもいいっていうのが楽ちん(笑)

こんな事を知ってしまったら、作らずにいられないでしょう！
というわけで、本日は当然の如く「カツ丼」でした(笑)
たまたま昨日トンカツ用の豚肉を買ってあったので、迷うことなく決めたわ。

ところが…揚げ油が切れちゃってて。
炒め用の油しかなかったので、カツを揚げるギリギリの量で揚げたんだけど、油の量が少ないからすぐ高温になっちゃって、衣が焦げちゃった〜〜〜(＞_＜)
かな〜りショック。

とりあえず、卵の溶き方と蓋をして強火で30秒ってのをきっちり守り、何とか完成。
今回は親子鍋を使って作ったんだけど、そうするとコンロで強火にしたら火の回りが良くて、縁の方が結構固まっちゃったよ。
本当にこんなんでいいのか？
ちょっと疑念を抱きつつ、食卓へ。

果たしてロデムさんの評価は…
まず「カツが焦げてる」って一言(汗)
ううう…ごめんよぅ〜〜〜
でも卵は大成功だったようで「そう、こういうのがいいんだよ！」ってご満悦の様子。
そして一言「美味い！」って褒められた〜〜〜！！o(＾−＾)o
うわ〜〜い！やったね！！
「これでカツが焦げてなければ…」って言われたけど、それでも「10点」だって！（もちろん10点満点の10点だと信じたい(笑)）

卵のとじ方ひとつでここまで評価が変わるのかーって思ったわ。
だってカツの揚げ方はいつもより下手だったからね。
カツの焦げをも帳消しに出来るほどのプロのコツ、恐るべし。
今度作る時は、カツも成功させるぞー！