本日2個目の日記であります。
とりあえず出産前後の事など。

◆◇◆◇◆◇◆◇

この日記でくどくどと書いていた通り、私は自然分娩で出産したかったんですわ。
でももしかしたら無理かもしれないので、通ってる産院の手術日(木曜の午後)に合わせて
7/21の朝一番で入院し、陣痛を誘発する薬を飲んで自然分娩に備え、
もしそれで陣痛が来なかったら22日の午後に帝王切開で出産、って予定にしておりました。

で、かねてから気がかりだった事を看護師さんに相談。
というのは、入院する3日前位から「もしかして破水?」な状態だったのね。
でも、入院する前日の検診でも先生は何も言わないし(内診だったのにさ)
自分が聞いていた破水とは何か違うような気がしていたので黙ってたのだ。

でも、やっぱ変じゃないか?と思って訊いてみたら、やっぱ破水していたらしい(汗)
検査してみたら「破水ですね」って事で。
まぁ、出産に直接影響するようなものじゃなかったらしいけど。

で、結局21日は錠剤だけで様子を見たんだけど、結局陣痛は来ず。

◆◇◆◇◆◇◆◇

翌22日5時から、前日と同じ薬を飲んだのだけど、やっぱり陣痛は来ない。
で、10時頃強制的に破水をさせ、錠剤から点滴に変更し、陣痛を促す事にしたのであった。
…が、この点滴が私の出産人生(?)を左右する事に。

確かに人工的に陣痛を誘発するものだとは思うけどね。
いきなり「5分おき」ってのはやめて欲しかった(苦笑)
心の準備も何もあったもんじゃないよぉ〜!
しかも!
1時間後くらいには3分おきに。

陣痛って、「あれ?これが陣痛では?(疑)」なんて痛みがあって
徐々に間隔が短くなっていくものだと思っていた私にとって、
突然「これが陣痛だ!(確定)」って痛みが急にドンドコやってくるのには参った(-_-)

あれほど自然分娩に拘ってたくせに、この痛みはマジで耐えきれず…
ホントに情けない話なんだけど、ついに「帝王切開にできませんか?」と
ギブアップしたのであった( ̄▽ ̄*)

ところが。
陣痛を誘発する点滴をやめても、肝心の痛みが治まらない。
どうやら本当に陣痛が来てしまったようで…
今、落ち着いて考えると、せっかく陣痛が来たんだから、
念願の自然分娩に向けて痛みに耐えるべきだったんだろうけど、
その時の私の心理としては
「帝王切開に決めたのに、何で痛みが取れないの?」って事の方が強くて
とにかくこの痛みをどーにかしてくれ!って思いで一杯一杯であった。
「いっそ失神してしまえないだろうか」って考えたくらいだもんね。

その様子を見て「これはヤバイ」と思ったのか、
本来3番目だった手術の予定を1番目に変えてくれたのは有り難かった。
とは言っても、手術は15時からの開始。
点滴をやめたのがお昼頃だったから、あと2時間半我慢しなきゃならない。
あれはホントに長い長い2時間半であった。

幸いにして個室に入る事ができたんだけど、
あれが大部屋とかなら周りの人が迷惑だろうな、ってくらい絶叫しちゃったわ。
ビバ個室(ぉぃ)

手術に備えて下腹部の体毛の処理があったんだけど、
そのためにベッドに寝るのも四苦八苦って感じで、
結局手術室まで自力で歩く事さえままならず、車椅子での移動になってしまった(汗)

◆◇◆◇◆◇◆◇

そんなこんなでようやく手術台に乗った私。
とにかく大声で叫びまくる私に、看護師さんや助産師さんが
「麻酔を打ったら陣痛の痛みがなくなるよ!」と励ましてくれたんだけど、
この麻酔ってのも結構痛かったんだよね(苦笑)
なんたって背中に打つからねぇ。
あの痛みもなかなかのものだわ。

それにしても麻酔って凄いね。
つい1分前まで七転八倒していた陣痛の痛みがスーッと消えていくんだから。
陣痛の痛みがなくなった途端元気になった私(笑)
なんて現金な奴なんだ…

で、15時から手術開始(だと思う。時計見てないけどさ)
麻酔は胸から下だけなので、赤ちゃんが産声を上げたらちゃんと聞こえるよ、と言われた。
(まぁ、全身麻酔をするまでもないっつー話だと思うけど)

まだかな、まだかな…と思いつつ、手術の「カチャカチャ」という音を聞いていた。
すると、しばらくして先生が「はい、産まれました」と言うが早いか、
元気な産声が聞こえてくるではないか!!
もう、それだけで涙、涙…(T-T)

7/22 15:11 男児出産!

体を綺麗にしてもらう処置スペースに行く前に
ちらっと私に産まれたての赤ん坊を見せてくれた。
私の顔は涙でぐちょぐちょ(笑)
「顔を左に向けたら見れますよ」と言われ、手術中は外していた眼鏡をかけてもらい
ずーーーっと処置される我が子の様子を見てたよ。

その後…どうやら私は気を失ったらしい(苦笑)
もの凄く寒かったってのは覚えてるんだけど、
部屋に戻っていった時の記憶がないんだよねぇ。
(手術台の上で急に寒気を感じて、歯がガチガチ鳴るほど震えたのは覚えてるのだ)

しかも、部屋に戻ってから「吐きそう。でも出ない…」って騒いだとか(笑)
それも全然覚えてない(^_^;
生まれて初めて失神ってのを経験したぞ。
てか、この日は何もかも初めて尽くしだったんだけどさ。

◆◇◆◇◆◇◆◇

そんなこんなで、根性無しの私は無事にママになる事ができたのでした。
入院中も、真夜中に産まれた赤ちゃんを見ては「この子は自然分娩だったんだ…」って思って
なんだか悲しくなったりしたんだけど
(これは退院してからも暫く引きずった感情であった)
陣痛の痛みを経験できたのは自分にとって良かったと思う。
本来なら最悪のパターンなんだけどさ。
陣痛と手術の両方の痛みを経験するなんてね。

何が良かったのかと言うと「陣痛の痛みに比べれば」って思えた事かな。
手術の後のお腹もそれなりに痛いものでして。
何が辛いって、腹筋を使う動作(爆笑する、くしゃみ、咳)が激痛なのが辛い。
ベッドから起き上がるってだけでもかなり痛かった。

それでも手術の翌日に我が子の健康診断(?)があると言われ
ナースステーションに点滴棒を支えに無理矢理歩いて行けたのは
「陣痛に比べたらこのくらい」って思えたからかな。
そうじゃなかったら「痛いなら無理して見に来なくてもいいんだよ」と言われる中
頑張って歩こうとはしなかったと思う。
ま、言い換えるなら陣痛ってのはそのくらい痛いものなんだって事か…
(個人差はあるんだろうけど。私は二度と経験したくないと思ったぞ)

◆◇◆◇◆◇◆◇

これが私の出産に至る経緯であります。
って、自分の日記なのに誰かに報告するような書き方だな、こりゃ(笑)

あぁ〜、あと何か書き忘れてる事ないかなぁ??
ま、思い出したらちょこちょこと書く事にしよう。
とりあえず、息子が寝入った今のうちに寝なくては(笑)
(現在、オリンピック女子マラソンの最中だったり)

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